２月の沖縄春季キャンプ最終盤に右膝痛を訴えて離脱していた阪神のジェレミー・ビーズリー投手（パイレーツ３Ａ）が、実戦復帰登板を果たした。

　８回から３番手で登場。先頭のセデーニョへの初球にいきなり、この日最速となる１４９キロをマークした。中飛に打ち取ると、内藤は１４２キロのカットボールで空振り三振。杉沢に死球を与えたが、続く太田を中飛に抑えて１回無安打無失点でマウンドを降りた。

　ビーズリーは「全体的に感覚は良かった。結果も悪くなかったので安心した。リハビリを終えて、思い切り投げたのは今日が初めてくらいなので、投げられたことがプラス。全部の球種でストライクが取れたことも、すごい収穫でした」と手応え。投げ終えたあとの状態も問題ないようで、「いつ（１軍に）呼ばれるかは分からないけど、チームの勝利に貢献したい気持ちがあるので、どこでもいつでも、呼ばれたらいける準備をしておきます」と早期の１軍復帰へ意欲を示した。

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