さあ、GOサインだ！　阪神の新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手（30＝パドレス3A）が22日に1軍に昇格することが分かった。21日のウエスタン・リーグオリックス戦（杉本商事BS）で「3番・一塁」でスタメン出場し、9回に決勝点の起点となる左中間二塁打を放ちアピール。現在チームは4位で、球宴前の借金完済のためには2位DeNAとの3連戦全勝が必須。8日に来日したばかりの新助っ人が甲子園で暴れ回る。
　新助っ人ロドリゲスがついに逆襲へのピースとなる。今日22日から1軍昇格することが明らかになった。

　背番号91はこの日、古巣の球場で2軍での最終調整を終えた。無安打で迎えた0－0の9回、カウント1－2からオリックス6番手小木田の変化球を捉え鋭く左中間を破る二塁打でチャンスメーク。代走遠藤が送られて交代となったが、その後に小野寺、木浪が連打を放ち、決勝点をアシストした形となった。

　「投手がちゃんと抑えて守備もすごく頑張っていたので、最後に1本出てよかった。どのカウントでもしっかり捉えていきたいなと思いますし、甘い球を一発で強い打球でコンタクトできたというのは収穫になりました」

　以前に「自分は外国人として出塁し、走者をかえすことが求められている」と話した米マイナー通算215発の新助っ人はこの日も有言実行のプレーを見せた。試合後は自分の言葉でOKサインを示した。「準備はできているので、1軍に呼ばれたらすぐ行くつもりです」と胸を張った。

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