日本シリーズ第3戦のVTRナレーションを担当する声優の日野聡

　テレビ朝日は24日に生中継する「SMBC日本シリーズ2020第3戦　ソフトバンク×巨人」（後6・15）のVTRナレーションを、大ヒット映画「劇場版　鬼滅の刃　無限列車編」で煉獄杏寿郎（れんごく・きょうじゅろう）役を務める声優・日野聡が担当すると発表した。

　「鬼滅の刃」のほかにも、数々の人気アニメや洋画の吹き替え、テレビ番組のナレーションを担当するなど幅広く活躍中の日野。アニメで野球選手役の声優を務めたことはあるが、プロ野球の仕事は初めてとなる。

　「プロ野球中継の時に流れるナレーションのお仕事というのは今回が初めてです。最近は野球を観る機会が減っていたのですが、原辰徳監督が現役の時や、松井秀喜さんが現役の頃はハマッていてよくテレビや球場に足を運んで試合を観ていました」と“野球ファン”であることを告白。「父が巨人ファンで、物心がついた時にはテレビに野球が流れていた記憶がありますので、今回お話をいただいた時は本当にうれしかったです」と喜んだ。

　第3戦で気になる選手について「ソフトバンクでは周東佑京選手の盗塁。あと甲斐キャノンの甲斐拓也選手や柳田悠岐選手。巨人では坂本勇人選手、岡本和真選手、丸佳浩選手のクリーンナップに注目しています」と明かし、「現在2戦目まで終わって、ソフトバンクの勢いがすごいと思います！ソフトバンクの王手となるのか、巨人が巻き返すのか…ポイントとなるこの第3戦でナレーションをやらせていただけたことが本当に幸せです」と話した。

　今回のナレーションを通して「もし僕の声が野球に興味を持つ一つのきっかけになれたら本当に幸せですし、今回起用していただいた甲斐があるのかな…と思いますので（笑）、改めて野球の素晴らしさ、そしてスポーツの素晴らしさを感じていただけたらうれしいですね」とメッセージを送った。

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