【フレッシュオールスターゲーム2023 ウエスタン選抜7―3イースタン選抜 （ 2023年7月18日 富山市民 ）】 次代を担う若手有望選手による祭典「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2023」が18日、富山県の富山市民で行われ、阪神のドラフト1位ルーキー森下翔太外野手（22）が初回に先制の2点適時二塁打を放つなど7―3でウエスタン・リーグ選抜が勝利した。通算成績はウエスタン選抜の30勝22敗6分けとなった。

　　最優秀選手には決勝打含む3安打3打点の活躍を見せた阪神・森下が輝き、賞金100万円を獲得。また、本塁打を含む3安打2打点のオリックス・野口と3安打1打点の楽天・平良が優秀選手に選ばれ、それぞれ賞金50万円を手にしている。

　初回にルーキー4番が力を見せつけた。1番の阪神・井坪が二直に倒れた後、2番の広島・中村貴が四球を選び、3番のオリックス・野口が右前打で1死一、二塁のチャンスをつくると、4番に座った阪神の22歳ルーキーが勝負強さを見せつけた。

　イースタン選抜先発のDeNA小園が投じた2球目145キロ外角直球を捉えると打球は右中間を破る二塁打に。一走・野口も一気に生還し2点を先制した。3回には野口が右翼ポール際にソロを叩きこみ3点目を奪った。

　投げては先発の阪神・門別が4安打を打たれながらも初回を無失点に抑えると、3回からの2番手のソフトバンク・木村、3番手のオリックス・曽谷、4番手の中日・仲地がそれぞれ1イニングを無失点に抑えた。

　しかし、3点リードの6回。5番手でマウンドに上がったソフトバンク・松本が味方のミスもあり2失点（自責1）で1点差に詰め寄られた。

　だが7回に1死二、三塁の場面で1番の阪神・井坪が右翼線を破る二塁打で2点を奪うと、ここまで2安打ずつを放っている野口、森下に連続適時打が飛び出しこの回4得点。リードを5点に広げた。

　8回に7番手のオリックス・入山が1点を失うも、リードを守り切り10安打7点で快勝した。

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