今週の週刊ポスト　高卒ドラ1はゼロ！？プロ志望届を出さない、出せない注目選手続出

・今年のドラフト会議で1位指名確実な高校生候補は明石商・中森と中京大中京・高橋だけしかし高橋は慶応大に進学した兄を追うように東京六大学を次なる舞台に選んだ。高橋源一郎監督は「神宮大会での優勝を評価してもらって、中心選手は早い段階で進路を決められました。ウチで志望届を提出するのは中山だけです」

・県岐阜商の三塁手・佐々木は「プロ志望届を提出すれば指名されたはず」と鍛治舎監督も話す逸材だが、佐々木は東都大学野球の名門に進むことを決めた。その背景にはプロ球団のドラフト戦略が読めないことがある。
シーズン短縮で戦力外通告を出しづらい状況が生まれている。ドラフトで指名される選手は減り、大学、社会人に偏ると予想されている。

・中京大中京の遊撃手・中山は「ずっと高卒でプロを曲げずにやってきた。育成での指名なら契約はないです。
その後の進路は狭まりますが。必ず指名してもらえるという強い思いもあります」

・仙台育英の投手・向坂はドラフト候補に名乗りを上げ正月の段階では「プロもしくは社会人」の希望を打ち
明けてくれたが、今は大学進学を希望。

・仙台育英の遊撃手・入江はプロ志望届を提出することを決めた。

・履正社の投手・岩崎は東京の大学に進学。三塁手・小深田、捕手・関本、そして独自大会まで1度も公式戦
登板がなかった190センチの内星龍がプロ志望届を提出予定。

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