湯浅　もともと先発したい気持ちはありました。何年後かに挑戦したいとは思っています。

　大勢　僕もプロ入る前に3年後、4年後には先発で投げられる投手になりたいと思って入ってきました。まだ1軍で戦えるステージは先発じゃない、と思って中継ぎを志願したけど、いつかは先発で投げられる選手を目指してトレーニングしてます。

　湯浅　去年は打たれなかったですし（3打数無安打2奪三振）、今年はデータも出るし研究もされると思いますけど、その中でどう抑えるかだと思っているので、こっちも準備して。村上だけじゃないですけど、同学年ってことで意識はしますし、ほんとに打たれたくないので、打たれないように頑張ります。

　大勢　僕は（55号）本塁打を打たれましたけど、その時はオーラを感じました。今季は力をつけて、自信持って投げていけるような選手にならないと。

－－対策は

　大勢　あるけど言えないっす（笑い）。

　湯浅　漏れちゃう漏れちゃう。

　湯浅　まだ直接、監督から言われたわけじゃないからどうなるか分からないけど、（抑えを）任せてもらえるってことになれば、自分の力を出すだけです。CSで経験したけど、両方（イニングを）またいだから、9回だけというのは経験してない。精いっぱい頑張れればなと思うのと、セーブ王争いができるように。そのつもりで、このオフはやっています。

　大勢　やっぱり抑えは、独特のプレッシャーは必ず、絶対ある。（湯浅は）同級生ですし、けっこうバチバチな関係でタイトル争いをして、見てる人をワクワクさせたいな。

　湯浅　大勢は重圧感じてないでしょ？　そんなこと考えてなさそうだもん。

　大勢　鈍感っていうか…。チームのためにっていう責任感はあるけど、試合をつぶしてしまったらどうしようとかは、1度も考えたことないかな。そういうマインドに入っちゃうと、そういう結果になるんじゃないかなって。