「ウエスタン、阪神－中日」（４日、鳴尾浜球場）
　２軍調整中の阪神・藤浪晋太郎投手が先発し、５回５安打２失点（自責１）でマウンドを降りた。

　立ち上がりから制球が安定。
変化球も巧みに操り、３者凡退でスタートを切った。
二回は１死から５番・森野、６番・阿部に連打をくらい、一、二塁のピンチを招いた。
ここでギアを上げて、７番・石岡を見逃し三振、８番・ウルヘエスを空振り三振に仕留めた。
　三回１死二塁から二塁手・荒木の適時失策で１点を失い、四回は先頭の４番・高橋に左越えソロを浴びた。
五回にも三塁打と四球で２死一、三塁としたが、３番・井領をこの日７個目となる三振に斬って取り、ピンチを脱した。
　酷暑の中、直球の最速は１５７キロを計測。
９番の右打者・加藤の第２打席に胸元付近を通過する抜け球も１球見られたが、引きずることなくその後は修正を図った。

http://www.daily.co.jp/tigers/2017/08/04/0010433592.shtml