阪神が逆転勝ちで、今季２度目の６連勝をマークした。貯金は今季最多を更新する「１５」に膨らんだ。２位・ＤｅＮＡが中日に敗れたため、今季最大の５ゲーム差に広げた。

　阪神は今季１軍初昇格で先発した桐敷が３回２死二塁から、坂本に左翼フェンス直撃の二塁打を許し先取点を奪われた。

　打線は６回まで相手先発の横川に３安打無失点に封じられた。７回に鈴木康にスイッチすると１死から大山が死球で出塁。佐藤輝が左前打で一、二塁とすると、森下が左前へ同点となるタイムリーを放った。さらに満塁から、木浪の左犠飛で勝ち越した。

　桐敷は７回の攻撃時に代打を送られて降板したが、最少失点でしのぎ７回５安打１失点１０奪三振の好投。「テンポ良く低めに丁寧に投げることを意識した。梅野さんに引っ張ってもらいながら、粘り強く最少失点に抑えることができて良かったです」と振り返った。救援陣がリードを守り切り、プロ２年目の左腕が待望の初勝利を手にした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1ccf27ff7aea7638997e1727273ea7e6726700b2