近畿大会４強校はすんなり。京都３位の龍谷大平安が同大会で優勝したことから京都勢のレベルが高いと評価され、残る２校は福知山成美がまず選ばれた。最後の１校が同じく近畿８強だった大阪桐蔭と市和歌山の一騎打ち。

大阪桐蔭を下した智弁和歌山が準決勝で明石商に大敗したこともあり、準々決勝で龍谷大平安に１点差で惜敗した市和歌山に軍配が上がった。

横浜は関東大会Ｖの桐蔭学園を神奈川大会決勝で破ったことも好材料だったが、決定打は「及川」。高い奪三振率から「全国でも優勝を狙える期待感」と称賛された。

　２１世紀枠は東日本が石岡一と清水桜が丘の比較になり、園芸科の実習で部員がそろいにくい中、練習の工夫が評価された石岡一に決定。

西日本は、野球を通じた町づくりを進める徳島・阿南市で中心的役割を果たす富岡西が選ばれた。
熊本西は１６年４月の熊本地震や、昨年１１月に部員が頭部死球で亡くなった事故などを乗り越え、３校目となった。

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