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【野球】丸刈り強要やお茶当番を廃止 深刻な野球離れ阻止へ、2人の中学教師が地域と取り組む育成改革
投稿日 2023年4月24日 02:02:05 (阪神タイガースまとめ)
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1: 風吹けば名無し 2023/04/23(日) 08:48:26.63 ID:lI1veOCv9
川口市中体連軟式野球専門部が2017年2月に『川口市野球人口増加プロジェクト』をスタートさせたのは、15年に同市立安行東中学軟式野球部が、部員不足で休部になったことが発端だ。
プロジェクトは[1]丸刈りの強要禁止[2]父母会のお茶当番廃止[3]サークルベースボールの普及を三本柱とし、野球好きの児童を増やして少年野球に入るきっかけを作り、中学進学後も続けてもらうのが目的だ。
サークルベースボールは柔らかいボールとバットを使うため、グローブもヘルメットも不要。未経験者に投げる、打つ、走るという野球の楽しさを感じてもらうゲームだ。
長年の慣例だった保護者からのお茶や弁当の差し入れを撤廃し、指導者による丸刈りの強制もご法度。古いしきたりを思い切って排除した。
埼玉県中体連軟式野球専門部の事業部長で、プロジェクトの旗振り役でもある川口市立芝東中学軟式野球部監督の武田尚大さんには、忘れられない言葉がある。
以前勤務していた中学の体育の授業でソフトボールを教えていると、野球部員を馬鹿にするほどめっぽう上手なバレーボール部の生徒がいた。野球部を選ばなかった理由を尋ねたら、この答えが返ってきたのだ。
「あの子が中学、高校で野球に打ち込んでいたら、プロになれたかもしれない。根拠のない大人の固定観念で、子供たちの可能性の芽を摘み取っているのではないか、と考えるようになったんです。そもそも丸刈りにするかどうかの選択権は、子供たちにありますからね」
19年1月に『埼玉baseballフェスタin川口』というイベントを初開催すると、約1000人が参加した。プロ野球・埼玉西武ライオンズOBによる体験教室をはじめ、サークルベースボールやスピードガン計測、ホームランチャレンジなど幼児から小学6年生を対象に参加費無料で行った。昨年5月は約700人、5回目の今年1月には寒中でも500人以上が集まった。
イベントを手伝った川口芝東中の赤城翔主将が「みんな笑顔でやっていて教えていても楽しかった」と言えば、作山奏太捕手は「野球の楽しさを知ってもらえたと思う」と喜んだ。
プロジェクトの成果について武田さんは、「少しずつですが、中学の野球部員は増えてきました」と話し、「イベントを開催すれば子供たちは野球がすごく楽しいと言ってくれるし、野球をやらせたい保護者も割と多いんですよ」と目を細める。
2005年創設の川口クラブではゼネラルマネジャーとコーチを兼務。元々選抜チームだったが、20年からは部活動に所属する市内の全中学生を対象にした。4支部にトップ、ミドル、育成の3チームがあり「実力に応じて誰でも平等に指導を受けられる環境を作りたかった。うちをモデルにしようとするチームからの問い合わせも多数あります」と普及活動に貢献する自負ものぞかせた。
プロジェクトは各方面から注目され、プロ野球・横浜DeNAベイスターズをはじめ神奈川や山梨の関係者と連携した企画も計画中だ。しかし武田さんは「私たちが事業を拡大するだけでは駄目なんです。地域の人々が地元の野球を守るためにエネルギーを注いで立ち上がらないと、それ以上の発展は望めません」と力説し、競技人口を復活させるには地元の熱意が不可欠だとした。
越谷市立大相模中学軟式野球部顧問の長瀬翼さんが発起人となって、昨年4月1日、『野球の街越谷』実行委員会を設立した。武田さんらと同じく小中学生の野球離れを食い止め、競技人口の盛り返しを狙った。野球を越谷市の文化として根付かせることも活動方針の目玉である。
「越谷を野球の街にする構想を市民に知ってもらうため、イベントの開催を告知した時、この街は野球に熱い人が多いと実感しました。小中学生の競技人口は減っているが、興味を引くきっかけさえあれば、競技者は増えると感じました」
21年12月5日、『埼玉baseballフェスタin越谷』を実施すると968人が来場。川口と同じように幼児から小学6年生までの未経験者を招き、プロ野球・埼玉西武のOBが手ほどきする野球教室や的当てゲーム、サークルベースボールなどを楽しんでもらった。アンケートでは「子供に野球をさせたい」と回答した保護者が64.7%もいた。
※以下出典先で
2023.04.21
https://the-ans.jp/bukatsu/319555/
え?😳
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Source: 阪神タイガースちゃんねる
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