阪神の開幕ダッシュ成功の一番の立役者は梅野だ。３戦３勝のガンケルをはじめ、開幕してから１人も先発がＫＯされていないが、その裏には、正捕手の頑張りがある。昨季は開幕２戦目で先発マスクを譲ったが、今季は全試合にスタメン出場。守りだけでなく、得点圏打率７割の勝負強い打撃でもチームに貢献している。

　１点リードの８回１死一、三塁のピンチ。ＤｅＮＡが代走の一塁走者・神里を動かさず、宮崎の併殺打でチャンスをつぶしたが、それも梅野の強肩が抑止力になっていた。試合前の練習では黙々とダッシュを繰り返していたが、これもワンバウンドを止めた後の反応の速さにつながっている。高い目的意識に感心する。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/f73dfce964d2833fc9a27ed46cd1c328876432ef

確かに阪神の走る意識を引っ張っているのは梅野。２年前ロッテとの交流戦で相手は外国人投手。梅野はスキを見て二盗した。点差があり相手投手は走られて怒っていた。すると次の投球で三盗。このプレーに感動した。
また開幕から打点の無かった鳥谷の二塁打で暴走気味だったが、鬼の形相で一塁から生還したこともあった。
そういった梅野のひたむきな走塁がチーム全体に浸透し、マルテやサンズの好走塁につながっている。
一番怖いのは梅野の怪我。代わりはいない。

怪我した場合に代わりになる選手はいない。
が、疲れた梅野を休ませるくらいなら代われる選手はいるから、そこを上手く使って欲しい。

強いチームの条件のひとつ、センターラインの固定。
梅野、近本、糸原は固定されつつある。
あとはショート、
何とか中野に頑張ってもらいたい。

このチーム防御率の良さは他ならぬ梅野のリードあってのもの。打でも得点圏打率.700はチームの中軸を打っていてもおかしくない数字。