◇セ・リーグ　阪神6－5巨人（2021年5月16日　東京D）

　【畑野理之の理論】2点を先制された直後の3回先頭で中野拓夢は右前打を放ち、同点劇の足がかりをつくった。4回には陽川尚将の決勝2ランのあとに遊撃への内野安打で出塁し、リードをさらに広げる生還を果たしている。守備でも5回の香月一也の中前に抜けようかというゴロに対するポジショニングも素晴らしかった。中野が遊撃の定位置を奪い取ったのだと、確信した。

　ひょっとしたら、この日は先発出場ではないのかも…と思っていた。前日15日の巨人戦もノーヒットで、8日のDeNA戦6回の四球から20打席無安打が続き、打率も初めて3割を切っていた（・298）。この日の相手先発は左腕の今村信貴。それでも右打ちの山本泰寛ではなく、13試合連続スタメンだった。

全文を読む
https://news.yahoo.co.jp/articles/553f4e61ab3ba92cc4cdfd473968c80830a918f5

鳥谷選手をサード押し退けて北条選手にチャンスを与えた金本監督時代、木浪や小幡の加入で競争心理を与えた矢野監督。
中野選手と山本選手の加入によって更にに選手層と競争が激しくなったし、うかうかしてたらファームに落とされかねないというチームになってきたね。
このまま良い意味での競争心理が働くチームを継続してほしい。

監督の考えはあると思うが、ポジションをいじらず矢野監督が選手の実力で判断して起用している点を評価します。
頑張れ中野選手。

今の阪神では中野以上のショートはいない
守備固めできるプレイヤーがいないのなら守備緩めせずに最後まで中野でいっていい

素晴らしい華麗な守備、無理のない理想的な教科書どおりのバッティングは魅力的。