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【阪神】今も思い出す、甲子園がグリーンウェルで沸いた1997年5月のこと
投稿日 2020年4月19日 23:02:13 (阪神タイガースまとめ)
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ただ、甲子園球場にいた記憶だけは、今でもはっきりと残っている。
これまでも、ふとした時に思い出すのだが、必ず目の前に現れるのが、なぜか「グリーンウェル」なのだ。
虎党の方ならご存じの方はきっと多い。ただ、ポジティブなイメージや感情は生まれないはずだ。
「マイク・グリーンウェル」はある意味でタイガースの助っ人史にその名を残す人物。そして、プロ野球と出会った僕にとっても忘れがたき男であることも間違いない。
他の選手とは格が違っていたグリーンウェル
1997年、小学生だった僕は母に連れられて初めて「聖地」に足を踏み入れた。当時、少年野球チームに所属しサウスポーという希少性だけで投手を任されていた。「将来はプロ野球選手に」とぼんやりと夢も描いていた。そんな状況で、憧れの「プロ」が目の前にいる。胸は躍った。と言っても、すでにホームチームの練習は終了しており、一塁側のネットに張り付いてずっと対戦相手だった広島カープの選手の打撃練習を眺めていた。当時、主力は新庄剛志、桧山進次郎らでエースは藪恵壹。それでも、プレーボールがかかって一際、声援を浴びる人物がいた。背番号が39だったのは最近、知った。メガホンを叩く多くの人たちは、グリーンウェルという外国人への期待を隠そうとしなかった。
この日は確かゴールデンウイークだったので5月。すでに開幕から1カ月が経ち、厳しいファンの“品定め”は終わっているはずだったが、事情があった。春季キャンプ中に故障を発症して米国へ一時帰国。スポニチのバックナンバーを調べれば、公式戦デビューは5月3日の広島戦とある。おそらく、自分が観戦していたのは、この日だったのだ。開幕前に離脱するような助っ人には、ハナから期待しないほうがいいのかもしれないが、グリーンウェルは他の選手とは格が違っていた。
名門のボストン・レッドソックスで中軸として活躍し、オールスター、ワールドシリーズにも出場した超大物。年俸も4億円という正真正銘の“メジャー契約”でタテジマに袖を通した。米国で積み上げた実績だけで見れば、今でも球団歴代最高クラスの助っ人と言えるだろう。そんなスラッガーが、ケガを克服して本拠地でようやく初打席を迎える。これはファンにとっては、ビッグイベントに他ならない。地響きのような歓声を生み出していた。
4/19(日) 11:00
グリーンウェル
ここからは試合翌日のスポニチ紙面とともに振り返りたい。1面の見出しは「強烈デビュー やっぱりすごい!グリーンウェルWタイムリー」と赤と金の文字がど派手に並んだ。写真は、叫びながら豪快に三塁ベースに滑り込む姿。「5割復帰や黄金週間や」の小見出しに今も昔も変わらない関西のスポーツ紙らしい“お祭り感”が垣間見えた(ちなみにこの日は現ロッテ監督のダイエー・井口資仁もデビュー戦でグランドスラムを放つ離れ業をやってのけていた)。3回にセンターへ運んで先制点を呼び込むと、8回には右中間へダメ押しのタイムリー三塁打を放って2安打2打点の活躍。待ち望まれた助っ人はまさしく救世主として聖地に降臨した。
「なんか凄そうな頼りになる外国人選手が来た」。阪神が勝てば甲子園がこれほどまでに盛り上がる。グリーンウェルとの出会いは1人の小さな阪神ファンにとって刺激的だった。ただ、人生にはこんな楽しい瞬間が毎日のように訪れるという幸福感とともに、予想できないことが間近で起こりうることも僕は学ぶことになる。再び背番号39に酔いしれることは二度となかったからだ。
10日の巨人戦で右足に自打球を当てて骨折。有名な「野球をやめろと神のお告げがあった」との“名セリフ”を残して現役引退を宣言し出場7試合で退団の運びとなった。
7試合で6安打、0本塁打、5打点。タイガースに残したものは少なくても、僕の脳内は「グリーンウェル」で検索すれば、すぐにあの甲子園が沸いた1日が蘇ってくる。好きな選手と聞かれれば「新庄」「藪」と答えるが、思い出に残る選手となれば答えは違う。あの時は夢にも思わなかった「新聞記者」として今はタイガースに関わる日々。「仕事」として選手やチームと向き合うからこそ、ふとした瞬間、僕はグリーンウェルのいたあの5月を思い出す。
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Source: 阪神タイガースちゃんねる
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