虎視眈々とポジションを狙うのは板山祐太郎だ。アグレッシブな姿勢は矢野監督も「すべてのプレーに気持ちが出ている」と称賛している。

　6年目で初の開幕一軍入り。外野はサンズ、近本光司、佐藤輝明で開幕し、現状で内野も固まっている。板山はその間隙を縫って入り込むつもりだ。

「僕が結果を出しても、そこそこだったら若手選手にチャンスがいってしまう。だからもっと目立った結果を出さないといけないと思ってます」

　春季キャンプは二軍だった。昨季も一軍で5試合の出場にとどまった板山だから仕方がなかったが、そこから巻き返して逆転の開幕一軍を果たした。

　レッズ・秋山翔吾の自主トレーニングに参加した左打者は、緩いボールを繰り返し打ちながら打力アップに努めた。オープン戦に合流すると結果を出し続けた。

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ルーキーイヤーの時は、ドラ１高山の影に隠れていたが、走攻守すべてにおいて今は高山をリードしている。とは言え、近本、サンズ、佐藤の外野陣に割り込むのは、余程のチャンスがないと難しい。ロハスもここに加わるとなるとなおさらだ。まずは、守備固めとしてしっかり一軍に定着し、代打起用を狙うしかない。長打も打て、盗塁も出来るプレーヤーなだけに、スーパーサブ的なポジションからレギュラーを狙うしかない。近本も調子が乗り切れていないし、佐藤もまだまだプロの投手の投球に翻弄されている状態。チャンスは来るはずだ。

近本、サンズ、佐藤の後ろに結果を残してる陽川が控えてますね。板山は守備固めや調子の悪い選手の穴を埋めるなどからのスタメン奪取ですね。熊谷も内野と代走のスーパーサブになりつつありますし、中野、山本などもいます。誰がスタメンの座を奪っても良い競争になってると思います。

板山が出てきて何がありがたいって、守備固めがちゃんと守備固めになってるってことだよな。打球判断も良いし、何よりあの強肩は生半可な走塁なら刺せそうな勢いを感じるから素晴らしい。

現状外野は飽和気味だから打撃の方ではなかなか出番がないかもだが、まずはしっかり守備固めの役割をこなし信頼を得てチャンスを窺って欲しい。何かあった時には真っ先にチャンスを貰えるようにね。

能力の高さは申し分ないので、あとは、中野のように、少ない打席チャンスをものに出来ればスタメンも有るよ。がんばれ板山！