「補強と簡単に言うけど、それより（育成を）やらなきゃいけない選手がいっぱい。（２軍に）１軍の戦力になる選手がどれだけいるか」。前回は２００４年から指揮を執り、０５年にリーグ優勝。００年から０２年にかけて２軍監督として育てた戦力も生かした。その経験をもとに「（育成は）継続だから」と力説した。

　両主砲にも間接的なゲキが飛ぶ。佐藤輝には「２０本で終わる選手じゃない。どう考えても、もっと打てる」と期待。好不調の差が激しい大山には「悪くなる前に、自分で気付けるようにならないと」と求めた。
先発の伊藤将に関しては初回、先頭打者との対戦を見ただけで「きょうは大丈夫」と予言し、即座に「あと２点を取ること」とゲームプランも披露。左腕は６回途中８奪三振１失点と好投した。