阪神・矢野燿大監督（５０）は２０日、米大リーグのパドレスを退団した牧田和久投手（３５）にラブコールを送った。
すでに球団が代理人を通じてオファーを送っているだけに
「先発でも中継ぎでも、どこにでもはめられる投手だし、来てほしいと思っている。
牧田が悩んでいたり、聞きたいことがあるなら、喜んで行かせてもらう」と直接出馬も辞さない構えを見せた。

牧田をめぐっては古巣の西武に加え、西武時代にチームメートだった石井一久氏がＧＭを務める楽天も調査を進めている。
矢野監督の意向を伝え聞いた阪神・谷本球団本部長は「ありがたいですね。戦力として加わってくれれば、非常に強力なメンバーなので。頑張ります」
と現場、フロントが一丸となっての獲得実現に力を込めた。

指揮官は侍ジャパンのバッテリーコーチを務めた２０１３年からの３年間、牧田と共に日の丸のユニホームに袖を通している。
「青柳とか同じような投げ方の投手にとっても参考になる部分がある。米国に行った経験もチームにとってプラスになるかもしれない。
俺は絶対に必要な選手と思っている」と波及効果まで期待した矢野監督。西武時代には通算５３勝＆２５セーブをマークし、米球界２年目の今季は３Ａと２Ａで計４３試合に登板。経験豊富なサブマリンがＶ奪回への欠かせぬピースだ。

◆阪神の今オフの補強　ドラフトでは１位・西純を始め、５位まで高校生を指名。
ＦＡ補強には消極的で静観の構えを貫いた。即戦力としてはソフトバンクから無償トレードで先発経験豊富な通算１００勝の中田の加入が決まった。
牧田のほかに外国人の先発投手獲得も模索。また、外国人野手はメジャー通算９２本塁打のボア（前エンゼルス）を筆頭に大砲候補の獲得を目指している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191121-11210019-sph-base
11/21(木) 6:00配信

https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/pitcher/makita_kazuhisa.html
成績