「盛り上がるのなら。地元の方も来られますし」

　島根県でのプロ野球公式戦開催は１９８５年が最後だが、誘致に向けた動きはある。出雲大社近くの浜山公園野球場はプロ野球開催も視野に入れ、今秋からトイレや屋根などの大改修がスタート。２０２０年春に工事完了予定で担当者は「開催してほしい県民も多いと思う。こけら落としがプロ野球の試合というのは十分あり得ます」と話した。

　松江市営野球場は今夏に高校野球県大会決勝が行われた。糸原にとっても開星高時代に甲子園出場を決めた地とあって「思い出はめちゃくちゃあります」。虎のユニフォームを着て凱旋できれば、この上ない故郷への恩返しになる。

　「応援してくれる人たちがたくさんいる。活躍することで島根県が元気になったり明るくなったり、そういう話題を届けられたらいい」

　来季から虎のキャプテンに就任。自身が先頭に立って“誘致活動”を行う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181217-00000012-sanspo-base