【阪神】藤川球児氏、秘話激白！ナイター後「船を出して毎日夜釣りに行ってました」カンテレ「報道ランナー」生出演　
藤川球児氏
　今季限りで現役を引退した元阪神・藤川球児氏（４０）が１６日、カンテレ「報道ランナー」に生出演。１０日の引退試合から６日が経過し、「全てのことが昨日のことのようで。一瞬で終わっちゃったなというような現役生活でしたね」とほほ笑んだ。

　０６年のオールスターで伝説のオール直球勝負を繰り広げた元西武のカブレラ氏、「火の球ストレート」誕生のきっかけとなった清原和博氏（元巨人など）から当時を振り返ったメッセージが寄せられ、英子夫人からの手紙も贈られた。

　「引退した今だから聞きたい！　○×クエスチョン」のコーナーでは番組が用意した３つの質問に答えた。

　〈１〉引退試合で実は少し泣いた？→×

　「ファンの方が観客席から声をかけてくれるんで、それが入ってくるんですよね、少しずつ。（言葉に詰まったのは）それを防ぎたくて。グラウンドではやっぱり強い自分でいたかったんでしょうね、おそらく。最後一礼をした時は、本当に最後だと自分でやっとその時が来そうになったんで、すぐベンチに入りました」

　〈２〉忘れられない生涯最高の一球がある？→○（２００９年７月３１日の巨人戦。打者・亀井選手への一球）

　「このボールは最後まで投げたかったですね。このボールを現役の最終の重信選手の時にこれが浮かんだんですよね。あの時にこのボールを投げようとしたんです、首を振って。あのボールが投げられたらやれるんじゃないかと。その時の自分に勝てたんじゃないだろうかという勝負の一球をどうしても、急に思い出して投げたくなったんです」

　〈３〉引退したので、初披露できる話がある？→○

　「２００７年ぐらいから、本当に野球はうまくいってるんだけれども、今ここにいる自分とユニホームを着ている時間の自分とのギャップ、こんな評価を得てるけど、そこまで成長してない自分に悩んでいて。その時に西宮のあたりから船を出して毎日夜釣りに行ってましたね。（ナイターの後に）家帰ってからですね。３時とか４時ぐらいまで船を出して、自分で運転して。誰にも会わないじゃないですか。それだけ塞ぎ込んでたのかもしれないですね。１人になりたかったというか。誰とも話すことなく。グラウンドはたくさんのメンバーがいるんで、そこで弱みを見せられないというところで。自分が引っ張らないとというところがあったんで、それを整理しに行くような時間に使わせていただくためにそういうことはしてましたね。怖かったのかもしれないですね。明日が来て、もし今日までの評価が覆ったらというのがあったので、考える時間を作らないように違うことに没頭したかったのかも。今話してるとそういうふうに考えられますね」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4803a680c688b42ad8e724208d572d4af2cd1150