阪神のエース・西勇輝投手が巨人戦今季初黒星を喫し、“３度目の正直”はならなかった。

　通算１００勝に王手をかけている右腕は中８日で今季３戦３勝の巨人相手に先発。前回２日の広島戦（マツダ）では自己ワーストの１イニング７失点を喫したが、この日は立ち上がりから抜群の投球を見せた。

　３回までパーフェクト投球。４回２死三塁では４番・岡本を遊ゴロに仕留め、ガッツポーズをみせた。７回までわずか２安打と巨人打線をほぼ完璧に封じた。しかし、０―０で迎えた８回。先頭の亀井に右越え二塁打を許すと、１死三塁から８番・大城に３球勝負を挑んだが、外角の１３３キロスライダーを三遊間に運ばれ、決勝タイムリーとされた。

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