（囲み取材で）

　――ロサリオは意外と体は大きくない

　「でも、メジャーでも２８本打っているし、韓国でも。パワーはあると思うしね。
なにより、調子が悪いときでも、なんとかバットに当てて、１点をもぎとるというね。
僕が目指している野球というかね、いいときばっかりじゃないし、打てないときにどうするか、というね。
執念の１点ですよ。そこらへんも期待したいですね」

　――１年前は楽しみと不安があったが、今年は

　「もちろん、両方あるわね。これは毎年一緒ですけど、昨年、半々だったのが、今年は７割楽しみやね。
３割はいろんな不安。ちゃんとオフにやっとったんか、とか。ナナサン（７対３）ぐらいで楽しみですね」

　――割合が増した理由は

　「昨年の秋季キャンプをみていても、選手の体力とか、投手もブルペンで数多く投げていましたけど、投げる体力もついてきていると思うし、野手も振る体力、いくら疲れていてもバットをしっかり振れるというのは、かなりできていると思う。
だからこそ、このオフ、どういう過ごし方をしていたのか、と僕はいつもいうんですが、そこは選手を信じて、楽しみにしていますよ」

　――打撃まわりや特守で、ライバルは同組か

　「自然と同組になるわね。１年コイツというのが出てくればいいけどね。
いくら打たなくても、いくらエラーしても我慢して（起用する）と思わせる選手が出てくるかどうかですよ。
打率１割８分じゃ…失策も…となれば（使えない）、僕ら勝つためにやっているんだから。
育てるためにやっているんじゃないんだから。なかなか簡単にはいかないと思うけど、そういう選手が出てきているのが確かですね」

http://www.sanspo.com/baseball/news/20180201/tig18020105030005-n3.html