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なぜロッテは若手育成優先の方針を覆し元阪神の鳥谷敬を電撃獲得したのか…2つの理由と交流戦安打王データ
投稿日 2020年3月11日 11:02:22 (阪神タイガースまとめ)
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鳥谷は、今日11日に新たな本拠地となるZOZOマリンを訪れチーム関係者に挨拶、報道陣のインタビューに応じる。
ロッテは、なぜこのタイミングで鳥谷を獲得したのか。そして、どう起用する構想なのか。
ロッテの鳥谷獲得が正式発表になったのが、10日の午後12時前。編成のトップ、松本尚樹球団本部長が、獲得に至った2つの理由を説明した。
「キャンプ、練習試合、オープン戦と戦ってきた中で、内野手の厚みを増したい、そこが補強ポイントだと思っていた。
1年の長いシーズンを戦う上でチームの厚みが必要で、オフから補強してきたが、足りないところは内野手の厚み。それが最大の理由」
一つ目の理由は、内野手の緊急補強だ。
FAでユーティリティプレーヤーとして一塁、二塁、三塁、DHで活躍していた鈴木大地が抜け、そこがチームの補強ポイントであったが、当初、フロントは、若手育成を優先して鳥谷の獲得に消極的だった。
井口監督も、この日、「(鳥谷についての)話を球団にはしていない」と、内幕を明かしたが、現役時代から沖縄で合同自主トレを行うなど、ホットラインのある鳥谷の獲得をあえてフロントに訴えなかったのは、若手育成の必要性を感じていたからだ。
だが、キャンプ、オープン戦を通じて、その構想は頓挫した。三塁、一塁を守る3年目の大器、安田尚憲が、ここまでオープン戦で結果を残せておらず、ドラフト5位の福田光輝、楽天を戦力外になった西巻賢二らの新戦力も未知数。
バックアップメンバーの三木亮は、昨年10月に右膝を手術、平沢大河も右肘の違和感でキャンプは2軍スタートで出遅れた。内野手の構想としては、一塁・井上晴哉、二塁・中村奨吾、ショート・藤岡裕大、三塁・レアードとなるが、
昨年は、井上が、不調に陥り、藤岡も故障で81試合出場の留まるなど、シーズンを通じての不安要素は残っていて、内野は1枚、2枚足りなかった。
3/11(水) 5:09配信
若い選手は揃ってきているが、1年、1年が勝負。勝たないといけない。最後はバランスを考え鳥谷君だった」と説明した。
最下位からバトンを受け取った井口体制は、5位、4位と来て今年が勝負の3年目。
本気で優勝を狙い、昨年オフにはFAで福田秀平、美馬学を獲得する大型補強を行った。
「若手育成も大事だが、もっと大事なのは優勝」――。それが鳥谷獲得の理由なのだ。。
「今年も7月31日まで補強できる。タイミングがここになっただけ。1年を通じて補強するのがフロントの仕事。
去年のオフから(大型補強を)続けるなかで、チームとして、このタイミングがベストだと考えた」と松本球団本部長は付け加えた。
鳥谷獲得のもう一つの理由が、若手への波及効果だ。
「もう一つ(の鳥谷獲得理由)は、うちの選手は若手が多い。鳥谷選手に若手を引っ張ってもらいたい。
あれだけの実績があり2000本も打っている選手。
若手にとっては鳥谷選手と一緒にできることが財産になる」と松本球団本部長。
チームが目指す方向性のバランスを取る上でも、鳥谷は恰好の存在だったと言える。
誰よりも鳥谷を知る井口監督も「球団の方から内野手の補強ということで取っていただきました。
実績のある選手ですし、当然戦力として考えていますし、若い選手の模範にもなってほしい。
若い頃から一緒に自主トレをやってきて(姿を見ていて)、若手を引っ張っていけると思うし、彼の練習量はおそらく現役で一番。
そういう所を後輩に引き継いでいってほしい」と、”鳥谷効果”への期待を口にした。
井口監督の言う「球界一の練習量」は大げさではない。阪神時代に甲子園球場に一番乗りしてアーリーワークをするのが、鳥谷だった。
鳥谷に習い、早く球場入りする若手選手も増えた。遠征先の東京、名古屋、広島と各地にトレーニング場所を確保。
2013年のWBCでは、サンフランシスコでさえ、ウエイトのできるジムを探して午前中に汗を流し、他の代表選手達を驚かせた。。
令和の時代のトレンドは、「コーチが教える」のではく「身近の選手から学ぶ」である。ソフトバンクや西武を見ればよくわかる。
早大で、鳥谷の後輩となる中村が27歳。
平均年齢が25、26歳と若い内野を考えると、歴代2位の1939試合連続出場記録に、通算2085安打を誇る”レジェンド”が、彼らに与える影響力は少なくない。
「若いチームなので色々と若手と引っ張って欲しい」という、この2つの獲得理由を伝え、同意を得たという。
背番号は「00」に決まった。
「できるだけ若い番号を考えたが、埋まってしまっているので、もう一回ゼロからスタートする意味で頑張ろうという話をした」(松本球団本部長)との理由で球団側から提示した。
鳥谷が阪神で背負っていた愛着のある「1」は、生え抜きのベテラン、清田育宏(34)がつけていて「0」から「8」までは、すべて埋まっている状態
。「9」だけは空いているが、これは、昨季限りで現役を引退した”ミスターロッテ”福浦和也・現2軍ヘッド兼打撃コーチが付けていた番号で、
おいそれと渡す番号ではなく、昨年は、レイビン投手が付けており、かつては、諸積兼司や小坂誠、最近では阪神から人的補償で移籍している高濱卓也ら内野手がつけていた「00」で再出発することになった。
さて気になる起用法だが、井口監督は「内野は全部守ってもらいたい。
そこはまだ本人と話をしていないので、その話も含めて色々と話したい」という。
ショートだけでなく、2013年のWBCでは、二塁をしっかりと守り、2017年には三塁でゴールデングラブ賞を獲得した。
一塁は未経験だが、松本球団編成部長は「本人はファーストだけやったことないっていったが十分できると思う」と見ている。
鈴木大地、同様、ユーティリティプレーヤーとしての起用を想定しているのだろう。昨年は、阪神でスタメンは、わずか8試合。
主に代打で74試合に出場し、打率.207、4打点の成績しか残せなかったが、松本球団本部長は、「逢った時に見たが体は締まっている。
39歳になるが、まだまだ若いものに負けない動きはできるんじゃないか」と評価している。
鳥谷は代打で結果を残すタイプではなく、4打席立ち、四球を拾って打線をつなぎ、守りでの貢献も含め、攻守でシーズンを通じてチームに貢献するトータルプレーヤーである。
おそらく井口監督は、そのあたりの適性がわかった上で起用するのだろう。
パ・リーグの野球に適応できるか、どうかの不安も残るが、実は、交流戦での通算安打トップが鳥谷の「331」本である。
2位が引退した元ロッテ、楽天、今江敏晃の「311」本で、3位も引退した元広島、阪神、新井貴浩の「307」本。
現役では、西武、栗山功の「297」本、ソフトバンク、内川聖一の「295」本、巨人、坂本勇人の「287」本、ヤクルト、青木宣親の「284」本と、錚々たる顔ぶれが続く。
「パの野球に強い」というデータの裏付けも鳥谷獲得の背景にあったのかもしれない。
「何日か後かの合流になるだろうが、キャンプもしていないし、実戦感覚も戻っていないと思う。当面は下(2軍)でやってもらって、しっかりと準備をしながら、どのタイミングで(1軍合流させる)とかを考えながらやっていきたい」
鳥谷は、年明けのハワイ自主トレから始めてトレーニングは積んできたが、一人でやる練習には限界があり、実戦練習は十分に行えていない。
新型コロナウイルスの影響で開幕が延期になったことは、調整期間の増えた鳥谷にとっては”追い風”になったが、今後の状態を見極めながらチャンスが与えられるものと見られる。
鳥谷は球団を通じて「千葉ロッテマリーンズの一員となれることを嬉しく思います。
今は感謝の気持ちしかありません。とにかくチームの優勝に少しでも貢献できるように精一杯、プレーをさせていただきます」とコメントしている。
鳥谷は今日11日に新しい本拠地となるZOZOマリンを訪れて井口資仁監督、チームメイトに挨拶、その後、メディアの入団インタビューを受け、浦和球場へ移動、
元阪神の今岡誠2軍監督、チームメイトに挨拶する予定。12日から2軍の練習に本格合流して、競争の中でポジション獲得を狙うことになる。
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Source: 阪神タイガースちゃんねる
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