「特守」と言えば、ノックを受ける選手が息絶え絶えになり、汗だくでユニホームが土まみれになるイメージがある。

　だが、佐藤輝の特守は正反対。ノックは正面や少し横のゴロばかりで、大きく左右に振られることはない。基本の姿勢を体に覚え込ませるように、簡単なゴロの捕球を繰り返す。

　馬場コーチは「今の彼には１０００本ノックより、基本的なことが大事。素人だと思って教えているし、本人にも『素人なんだから』と言っているので」と、意図を説明して続けた。

　「（臨時コーチの）鳥谷が言ってくれたことも確認しながら、足を動かして捕るということを繰り返して、染み込ませようとしている段階なので。（身を入れていないように映る）流して捕るというところをなくすために、意識付けているところ」。オリックス時代の１９９５、９６年に三塁手部門でゴールデン・グラブ賞（ＧＧ賞）を獲得した名手は、自らが捕球姿勢を実演するなど寄り添いながら後押ししている。

https://www.daily.co.jp/opinion-d/2024/02/22/0017354465.shtml

14: 風吹けば名無し 2024/02/22(木) 11:25:56.25 ID:DDRdp9qr0