>>1
2020年東京オリンピックで、野球とソフトボールが正式に復活しました。
これは大変喜ばしいことだと思います。
野球は日本や韓国、北米や南米ではメジャーな競技ですが、世界的な競技かと言えばそうではありません。
やはりサッカーのほうが競技人口が多く、特にヨーロッパでは盛んです。
僕は、野球に携わってここまでこれましたし、野球の良さを日本人だけでなく、世界の人々にもわかってほしいという気持ちがあります。
野球がオリンピック競技に復活することによって、世界中から注目をあびることになるでしょう。

>>2
これは僕個人の考えですが、オリンピック競技における野球は、アマチュア選手の目指すべき頂点であってほしいと思っています。
とはいえ、僕自身は2008年の北京オリンピックに出場しているのですが、プロ野球にはWBC（ワールドベースボールクラシック）がありますし、オリンピックはぜひアマチュア選手だけで望んでほしいです。

オリンピックがプロ野球に行けなかった人、社会人野球をやっている人、野球に携わる多くの方の目標になれば、そこにモチベーションが生まれます。

>>3
野球はプロ野球だけではありません。僕はプロ野球選手ですけど、もともとはアマチュア野球のお世話になってプロ野球界に入りました。

オリンピックはアマチュア野球界のトップの大会と位置付ければ、日本代表選手になって世界一目指してがんばろう！という機運が生まれると思います。

>>1

マエケンのインタビュー

https://kyukatsu.jp/basic/qanda/505/

>>6
●東京オリンピックに野球が復活しました。どのように思いますか？

自分が出場できる可能性がなくなったと知ってさびしかったですね。
WBC（ワールドベースボールクラシック）がありますけど、オリンピックは特別な大会だと思うし、ロンドン大会は出場できる可能性がゼロ。
次こそはと思っていたので、それが絶たれたのは残念です。しかし、正式競技に復活したことは選手にとってはうれしいこと。

まずは野球という競技を盛り上げるのが一番大切で、野球の素晴らしさ、選手のがんばり、ファンの声援がオリンピック委員会に伝われば、東京大会以降もつながっていくでしょう。

>>7
●野球というスポーツの素晴らしさは？
野球は単純に運動能力だけで決まるスポーツではありません。

他のスポーツだったら、足が遅いと不利になってしまいますが、野球は足が遅くてもできるし、運動能力が高くない人でも活躍できるチャンスのあるスポーツだと思います。
そういう意味では誰でもレギュラーになれる可能性があるし、誰でもプロ野球選手になる可能性を秘めています。
野球には体が動かなくなっても活躍できるポジションというのがあるので、運動が苦手な子どもでも輝けるチャンスがあります。

そういう子たちにもぜひ野球をやってほしいですね。とにかく好きになってもらえればだんだん目標ができてくるので、まずはポジションを決めずに、野球の楽しさをわかることが大切です。