相手球団からもこき下ろされた。アスレチックスは28日（日本時間29日）の本拠地アストロズ戦で1―10と大敗を喫し、今季ワーストを更新する悪夢の11連敗。10勝45敗で借金は35にまで広がり、同じア・リーグ西地区2位のアストロズに22・5ゲーム差、首位のレンジャーズには24・5ゲームも引き離され、惨たんたる状況に追いやられている。

　1点を追う初回裏、1番・ノダに5号同点ソロが飛び出したが、これが唯一の見せ場だった。マウンドに立った4人の投手は全員失点し、終わってみれば計7本塁打を浴びるなど13安打10失点。打線も結局、最後まで連打が出ず初回以降は無抵抗で散発6安打に抑え込まれ、追加点を奪えないまま黒星をまたしても重ねた。

　大敗を喫したチームは次々と〝黒歴史〟を塗り替えている。1900年以降、開幕55試合の時点でわずか10勝にとどまっているチームはアスレチックスが史上初。28日現在でチーム防御率6・87、チーム打率2割2分はいずれもMLB30球団中ワーストの数字となっている。

　この日、本拠地オークランド・コロシアムに集まった観客は8809人。3万5000人強の集客力を誇る同スタジアムは日曜のデーゲームにもかかわらず、チームの歴史的な低迷を象徴するかのように相変わらずの閑古鳥が泣いていた。

　米国の代表的な人気スポーツ週刊誌「スポーツイラストレイテッド」のWebサイト「SI．com」は同日に「アストロズ、大勝利の際にツイッターでアスレチックスの観客動員数を冷やかす」と題した記事を配信。アストロズの球団公式ツイッターが9回表に3番アルバレスの14号ソロが飛び出した映像を添付し「数十人のファンの前で10得点」とツイートしたことをクローズアップしながら「Twitterでオークランドに存在しない観客を嘲笑した」と伝えている。

　また、同記事は「アスレチックスほど2023年を暗たんたる気持ちで過ごしたスポーツチームは、北米でも他の地域でもほとんどないだろう。オークランドは10勝45敗で、1899年以来MLBで最悪の成績となる29勝133敗のペースにある。平均観客動員数は8889人で圧倒的に球界ワーストである。チームは公然とラスベガスへの移転を画策している」と解説し「このチームが2019年の時点で97勝していたとは信じ難い。オークランドは奈落の底に突き落とされ、ネバダ（州ラスベガス）への移転を完了するまで調子を取り戻すことはなさそうだ」と厳しい言葉で締めくくっている。

　なお、藤浪晋太郎投手（27）は登板しなかった。前日27日（同28日）の本拠地アストロズ戦では3点ビハインドの9回から登板し、三者凡退の無安打無失点。4登板ぶりの無失点をマークし、この日も2戦連続の登板に備えてブルペン待機していたが、出番はなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1aa002f206c5ca221f19b936124261484f9f8757

やっていいことと悪いことがあるよな

まあラスベガス移転するし

ひどいよ

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