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マネージャーが初告白「野村監督があまり人を褒めない2つの理由」
投稿日 2020年3月23日 23:02:53 (阪神タイガースまとめ)
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私にとって氏は、野球、そして人生を教えてくれた師である。初対面は、野村氏が楽天の監督に就任が決まった、2005年のことだった。したがって、野村氏をお呼びするときは、いつも「監督」であった。
楽天の監督を辞任したあとは、講演やテレビ出演、マスコミ取材にと、文字どおり引っ張りだこだった。マネージャーだった私は、毎日のように監督のお供をしていた。
監督の選手評は、辛口で知られている。仕事でもプライベートでも、めったに人を褒めることはない。だが、認めている “野球人” はいた。
●(1)落合博満
その筆頭が、落合博満氏(66)だった。「俺なんかラッキーで三冠王1回だけど、あいつは3回。考えられない。とんでもないやつだ」と絶賛していた。
そして、「監督・落合」も認めていた。たとえば森野将彦の件である。
「本人には悪いけど、俺は森野のよさがわからなかった。だが、使いつづけたことで、主力に成長した。井端(弘和)と荒木(雅博)のポジションを入れ替えたり、落合は『凡人にはない発想力』を持っている」
楽天の監督時代、交流戦で名古屋に行くと、落合監督のマネージャーが試合前に決まって、「うちの監督が、監督室で待ってます」と呼びに来た。
「いつも呼ばれるから、『ほかの監督のことも呼んでるの?』とマネージャーに聞くと、『野村監督だけです』と言うんだ。それを落合に聞くと、『ほかの人とは、野球の話はできないでしょ。野球でまともな話をできるのは、ノムさんだけだもん』と」
監督にとって、落合氏との監督室での野球談議は、至福のときだったに違いない。
●(2)大谷翔平
大谷翔平(25)への評価は、大きく変わっていった。デビュー当初は「二刀流? プロ野球を舐めるな!」と反対していたものだが……。
「あの活躍を見ていると、考え方を変えざるを得ない。160km以上の剛速球を、苦もなく投げられる。これは天賦の才能。腕が長いと、打者として内角を捌くことが難しいが、これもうまく腕をたたんで捌く。ワクワクするよ。二刀流? もちろん賛成だね」
3年めのオフには、雑誌の企画で対談も実現した。
「(本を読んでメモを取っていると聞いて)我々の時代には、こんな選手はいなかった。知識欲は大事。野球人としてだけでなく、人間としても。彼には感性が備わっている」
別れ際に「孫が喜ぶから」と、サインボールを受け取った笑顔が忘れられない。
●(3)田中将大
愛弟子たちは、やはり気になる存在だった。田中将大(31)も、そのうちのひとり。
「新人投手は、まず速球の質を見るんだけど、マー君の場合はスライダーに目を奪われた。投手陣が手薄だったし、『直接見ながら育成できる』と思ったから一軍に置いた。
初登板から3試合KOされたけど、負けがつかない。それで『マー君、神の子、不思議な子』と名づけた。
マウンド上の態度より、『打たれた後に悔しがっているか』『いい投球をしたあとに、有頂天になっていないか』が判断基準だった。その点でも合格だった。メジャーに行って、年俸は20億円を超えるんだろ。もう、マー君なんて呼べないよ(笑)」
自宅のリビングには、田中選手のヤンキースのサイン入りユニホームが飾ってあった。
3/21(土) 6:32配信
監督としての「資質あり」と認めていたのは、宮本慎也氏(49)と稲葉篤紀氏(47)、そして山崎武司氏(51)だった。
「試合の前後、毎日のように室内練習場にこもって打ち込んでいたのが、宮本と稲葉。あとは真中(満)と(野村)克則。稲葉と宮本は、ほとんど褒めたことがない。
宮本の引退後に『早く監督になれ』と言ったら、『監督と一緒で処世術がないんで順番が回ってきません』と言われてな。宮本には監督になって、低迷するヤクルトを再建してほしいよ。
宮本は思ったことを口に出してしまうタイプ。宮本を監督にする球団は、最低でも5年はやらせてほしい。宮本イズムを浸透させるだけでも2年はかかる。こういう人材を放っておいてはダメだ。
稲葉は、外野出身なことが心配。でも、彼なら監督をやれる。野球を真剣に考えていた男だし、何よりも俺の指導を受けているんだから(笑)」
山崎氏には楽天時代、おおいに助けられたという。
「俺は楽天時代に、嶋(基宏)を一流の捕手に育てようと厳しく接した。相当悩んでノイローゼ気味になったとき、山崎がベンチ裏でアドバイスを送ってくれていたんだ。
中心なき組織は機能しない。山崎が楽天で4番に入り、核ができた。少々体が痛くても休まない。彼は、真のリーダーだよ」
「監督は一見、冷徹なようで、じつはとても人情味がある」という証言を多くの選手から聞いたが、私も同感である。
●(7)谷繁元信
谷繁元信氏(49)は、捕手として認めた数少ない存在だ。
「俺は彼を、『続きの谷繁』と呼んでいた。配球では、『速球、速球と来たら次は変化球かな』と打者は思うもの。逆もしかり。そこを、3つ同じ球を続けられると、打者は読みづらくなる。彼は、それがうまかった」
●(8)野村克則
そして、最後は息子の野村克則氏(46)。
「『克則君は、この両親のもとで、よくこんな好青年になりましたね』と、しょっちゅう言われた(笑)。彼が小さいころは、俺は家にいなくて親父らしいことはしてないし、高校も大学も寮に入ってたから、他人に育ててもらったようなもの。
克則が引退してからも、途切れなくコーチの仕事があるのは、本人の人徳だろうね」
監督は、「めったに人を褒めないのには、2つの理由がある」と、よく口にしていた。
「褒めることは難しいんだ。自分のレベルを知らしめることになるからな。一歩間違えると、『そんなことで?』と逆効果になるし、お世辞になりかねない。そうなると選手に舐められるし、安っぽくなってしまう。
もうひとつは、人材育成は『無視、賞賛、非難』で成り立つ。実力がないうちは無視。すると、なんとか見てもらおうと頑張る。少し力がついてきたら賞賛し、さらにやる気を引き出す。ただ、褒めるタイミングが大事だし、ひと言でいい。
レギュラークラスになったら非難。その程度で満足してもらったら困る。『まだできるんだ』という、メッセージを込めて非難するんだ」
監督が亡くなって、早ひと月が過ぎた。いまだ現実を受け入れられない。マネージャーになって5年ほどたったとき、監督の著書の原稿チェックをまかされるようになると、「お前なんかにできるのか」と、よく小言を言われたものだ。
だがある日、「まぁ、お前なら大丈夫やろ」とおっしゃってくれた。もっとも、そう言ってもらえたのは一度だけ。ほかに褒められた記憶はない――。
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Source: 阪神タイガースちゃんねる
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