阪神からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す藤浪晋太郎投手（２８）が１７日、交渉期限となる米東部時間来年１月１４日午後５時（日本時間同１５日午前７時）までの移籍先決定に自信をのぞかせた。

　この日は京都市内でバスケットボールのＢリーグ・京都－三遠を生観戦。拍手喝采の中、ハーフタイムイベントに登場すると会場のファンに向けて「来年からおそらくですけど、アメリカのメジャーリーグに挑戦させてもらうことになる」と切り出した。

　続けて「時差があるのでこちらの午前中になると思いますけど、『あっ、藤浪が投げてるわ』と応援していただければありがたいです」とあいさつ。客席からは再び大きな拍手が湧き起こった。

　米大リーグ挑戦表明時にメジャー契約を希望していることを明かした右腕。試合後には取材に応じ、「もうちょっと時間がかかるとは思うけど、そのうち決まると思う」と好感触を口にした。「どこかに絶対決まりそうな手応えはある？」と問われると「と思いますね」と即答した。

　「体はしっかりつくっています」と今オフのトレーニングも順調だ。日本では例年２月１日に合わせてきたが「向こうのキャンプインが２月中旬くらい。それくらいにはしっかり投げられるようにしたい」と調整のメドを示した。夢舞台での挑戦に向けての準備は着々と進んでいる。
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