山本昌氏は、今季の阪神について「開幕9連敗」が誤算だったと指摘しながらも「投手陣が頑張った」と評価。
ただ、来季も投手陣が同じ数字を残せるかは何とも言えず「一番心配なのは今時分。今、調子に乗って、ミナミや北新地をウロウロしていると来年はダメですね」と冗談交じりに語った。
現役時代はとにかく周囲からの誘いが多く、山本昌氏も「1か月間、毎日ゴルフできるぐらい誘われた」という。
そのため「なるべく体のケアにお金を使わないと、今は平気でも1年間の疲れって、来年のキャンプぐらいから出るんですよ」と、オフは体のメンテナンスに時間を掛けることを勧めた。

そのうえで来季の阪神については、2位予想。

岡田新監督については「鋭い人。野球頭が良く、実行できる」として「矢野監督が育てた選手をさらに伸ばすには適任」とした。

野手のキーマンは佐藤輝、投手は青柳や西勇を指名。
ただし、2年連続で最多勝に輝いた青柳については「僕も2シーズン連続で最多勝を獲ったことがあるんですけど、次の年にめちゃくちゃ疲れが来るんです。それを本人が分かっているか」と、オフの過ごし方が大事と指摘。

山本昌氏も93年（17勝）、94年（19勝）と最多勝を獲ったが、翌95年は2勝どまり。

「この選手こそ、ケアしなければいけない。青柳、気を付けろよとはこの前言ったんですが」と若干の不安要素に挙げていた。

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