大リーグでは、今シーズンから試合時間の短縮を目指して投球間の時間制限「ピッチクロック」が導入され、ピッチャーはランナーがいない場合はボールを受け取ってから15秒以内に投球動作に入らなければ違反となり、1ボールが加算されるようになりました。
大リーグ機構は、レギュラーシーズンが終了した翌日の2日、今シーズンの平均試合時間の2時間39分49秒だったと発表しました。
これは、昨シーズンの3時間3分と比べ24分短いということです。
このほかのルール改正の効果としては、ベースの拡大やピッチャーのけん制の回数制限によって盗塁数が昨シーズンの2486個から今シーズンは3503個となり、およそ1.4倍に増えたということです。
また、レギュラーシーズンの観客動員数は、昨シーズンに比べて9.6%増加して7074万人余りとなり、2017年以来、6年ぶりに7000万人を突破したということです。