デイリースポーツの記者が今年を振り返る企画「番記者ワイドＥＹＥ」。今回は交流戦を６連勝で締めた６月１３日・楽天戦（楽天生命パーク宮城）。この日、阪神が挙げた６得点は、すべて『２死走者なし』からのものだった。

「ヨッシャー！！」－いつもは冷静な近本が雄叫びを上げながら目の前を駆けていく。楽天生命パーク宮城のビジターチーム担当記者席は三塁側ベンチのすぐ左後方に位置する。近本が「思わず気持ちが出ちゃいました」と明かした叫び声が聞こえたのはもちろんのこと、沸きに沸く阪神ベンチのムードもじかに伝わってきた。

　交流戦ラストゲームとなった６月１３日・楽天戦。１点リードの八回に追いつかれ、５－５の同点で迎えた九回表の攻撃だ。マウンドには楽天の守護神・松井。木浪、糸井が連続で空振り三振に倒れ、簡単に２死となった。

　続く梅野も２球で追い込まれたが、１０球粘った末に四球で出塁。近本の２球目にディレードスチールを決めると、捕手の悪送球を誘い、三塁まで進んだ。そして、近本が一塁線を破る勝ち越しの適時三塁打を放ち、交流戦６連勝フィニッシュを決めたのだった。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/1ad46a082c43bd82b4a00e1850fe4296400a8b5a

梅野のディレードスチールは驚いた。
あの盗塁は強烈な印象。
だからこそ後半戦に仕掛けが少なくなったのがもどかしかった

中野も優勝争いが本格化してきてスタートしにくくなったって言ってたし近本に関しても早くから足痛めてた可能性もあるよな

この頃が今年チームとして1番良かった時だった。梅ちゃん佐藤サンズの好調期でもあるけど、盗塁の企画数がズバ抜けて多くて、交流戦18試合で33回盗塁して25回成功してる。試合終盤に代走で出た選手が盗塁決めて1点もぎ取るみたいな試合がたくさんあった。後半に進むにつれて企画数が減ったけど、もっと仕掛けを増やすべきやったと思う