退団したのは佐々木広大内野手兼コーチ（24）ら7人。関係者によると、野球に対する考え方の違いから、このうちの選手1人が他の選手たちとトラブルになって辞め、他の6人が追従したという。

　退団理由は「自己都合」としている。HBLはレラハンクスと美唄ブラックダイヤモンズの2チームで今年4月に発足、先月30日に開幕した。その後約2週間で選手の大量退団が起きたことに、チーム
関係者は「選手個人の不満や思いを聞き取る体制が無ければ、リーグそのものが立ち消えになる恐れもある」と指摘する。

　レラハンクスの登録選手は19人だった。7人は13日に退団を決めて同日の第9戦、翌日の第10戦には出場していない。17日に芦別市民球場で行われる美唄との次戦の第11戦も12人で挑む。

北海道新聞