阪神の開幕投手最有力の青柳晃洋投手（29）が日本ハム戦に先発した。球威があり、コントロールも安定。4回を3安打無失点と結果を出し、開幕決定を印象づける内容だった。

　2月23日の中日との練習試合（北谷）では2回4安打1失点、前回4日のオリックスとのオープン戦（甲子園）は3回3安打2失点。ここまで実戦2試合で、いずれも失点を繰り返しただけに、「いい結果にはこだわりたい」と臨んだマウンドで初回を10球で3者凡退でスタートすると、2回は4番・野村を空振り三振、加藤豪をシンカーで見逃し三振と文句なしの立ち上がり。3回は先頭の木村に右前打を許したが、間合いを微妙に変えながら一塁けん制死と本番モード。さらに1死一、三塁とされたが矢沢を空振り三振、五十幡を遊ゴロと落ち着いていた。

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