阪神・矢野燿大監督（５０）が２６日、今季中日で１３勝を挙げたオネルキ・ガルシア投手（２９）の加入を歓迎した。計算できる先発左腕が１枚増えただけでなく、やはり意識するのは難敵。「巨人、広島というのも気になってくるところで大きい存在」と、今季やられ続けた“ＣＧ”に対して積極登板を示唆した。

　年末ジャンボ並に大きな“当選宝くじ”を受け取った。ガルシア加入を矢野監督は率直に大歓迎し、気になる難敵に強いことも喜んだ。

　「勝っている投手やし、日本の野球を経験しているという部分で言うと、計算がある程度立つ。あとは左やし。巨人、広島というのも気になってくるところで大きい存在になるかなと思う」

　１７日に正式契約して以降、指揮官が新助っ人左腕に言及するのは初だった。虎に足りない、あらゆる点を埋めてくれる存在だ。今季から中日に加入し１３勝（９敗）、防御率２・９９をマーク。阪神戦で３勝（２敗）したのも印象的だった。計算が立つ先発左腕は岩貞のみと言えただけに、まずそれが大きい。

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