〝岡田王国〟構築の最後のワンピースは佐々木麟太郎でしょうか－。阪神は巨人、広島との本拠地６連戦を４勝１敗１分け。９２試合消化時点（３１日現在）で５１勝３７敗４分けの貯金１４で首位キープです。きょう１日から始まる夏の長期ロードを乗り切れば、１８年ぶりのリーグＶが見えてきます。１５年ぶりに阪神監督に復帰した岡田彰布監督（６５）はファン渇望の強いタイガースを取り戻しつつありますね。そして球団内部でこの時期、練られ始めるのが１０月２６日に行われるドラフト会議への戦略。さらなる投手王国なのか、それとも高校通算１４０発の大砲・佐々木麟太郎内野手（１８＝花巻東高）の１位指名なのか－。「高校出の野手が育っていない」と話していた指揮官はどっちに舵（かじ）を切るのでしょうか。

【写真6枚】大好きな「パインアメ」を口に運ぶ岡田監督