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野手は前川よ──。

　27日にキャンプを打ち上げた阪神の岡田彰布監督（66）は高卒3年目の前川右京（20）を野手MVPに選出、「一番期待値が上がったと思います」と、さらなる飛躍を求めた。

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　キャンプをケガなく完走。韓国サムスンとの練習試合で決勝2ランを放つなど飛距離も着実に伸びているという。今キャンプでは井上広大（22）ら若手の伸び悩みが露呈する中、野手では数少ない希望の光になっている。

　そんな前川は今後のオープン戦の結果次第で開幕スタメンに大抜擢される可能性がありそうだ。左翼レギュラー筆頭候補のノイジーはキャンプ中に右肘を故障。もともと岡田監督は外国人選手をアテにしていないうえに、純国産打線の構築を理想としている。

　阪神は「1番・中堅」の近本、「4番・一塁」の大山らメンバーがほぼ固定。前川1人でも新戦力が開幕スタメンに加われば、2024年シーズンの船出としてフレッシュ感が演出されるだけでなく、他の若手たちにとっても刺激、励みになる。

　ノイジーが故障明けから大暴れするならともかく、二十歳の新星が開幕オーダーに名を連ねても何ら不思議ではない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a07607f174606a1cdfc99575c4a723481b8dff5/images/000

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Source: 阪神タイガースちゃんねる