小豆畑は長良高から中部学院大、西濃運輸を経て２０１２年ドラフト４位で入団。強肩捕手として活躍が期待されたが、プロ６年間で１軍出場はなし。今季はウエスタン２８試合の出場にとどまっていた。「結果も実績もまったく残せなかったのに、それでも６年間面倒を見てくれた。感謝の気持ちしかないです」と振り返った。今後については未定。「年齢や実績、自分の力を客観視したときに…。いろいろゆっくり考えたい。子供もいますし、家族と相談して決めていきたいです」と話した。

　緒方はＰＬ学園高、東洋大を経て１２年にドラフト６位で入団。６年間で５１試合に出場し、１８安打５打点、打率・２２０だった。今季はファームで９３試合に出場して打率率・２７１と存在感。しかし１０月１５日に出場していた「みやざき・フェニックスリーグ」の日本ハム戦（西都）で二盗を試みた際に入団前からの古傷である右膝を負傷。「右膝関節の捻挫」と診断され、帰阪していた。

　「けがで始まって、けがで終わった。矢野さんの『超積極野球』をやった上での結果。悔いはないです」と語った。今後については「家族と相談しますけど、膝もこういう状態なので野球は続けないと思います。自分の中では一区切りです」とすっきりした表情だった。
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