阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手（30）が、8日のDeNA戦で1軍に初昇格することが決まった。登録抹消のチェンと入れ替わる形で昇格。敗戦後に矢野監督が注目の新外国人を、招集することを明かした。

　「ロハスを上げる。ちょっとここで見てみようかなと」

　外国人枠について問われた指揮官は即答した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が大幅に遅れて4月4日に入国。その後は隔離期間などを経て4月21日のウエスタン・ソフトバンク戦で実戦初出場を果たした。この日もソフトバンク戦に「3番・左翼」で先発出場して1打数無安打2四球。ここまで2軍公式戦には9試合出場し、25打数5安打2本塁打6打点だった。

　「しっかりプレーできて、充実している」

　試運転ながら以前には順調な調整を明かしていた。昨季は韓国プロ野球（KBO）で47本塁打135打点を誇り、本塁打と打点の2冠。V奪回へのキーマンとなるべく、猛虎に加入した。

　くしくも開幕から4番を務めていた大山が、背中の張りを訴え6日に抹消された。昇格即スタメンが濃厚で、サンズ、マルテの外国人野手3選手による超攻撃型オーダーで臨む可能性が高い。ポイントゲッターとして期待される背番号24が、Vロードを加速させる。（山本　浩之）

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5/8(土) 5:30配信