良いタイミングで出会えました

――阪神監督時代の野村監督について

僕の人生で良いタイミングで出会えました。

スポーツはもちろん技術やポテンシャルが大事な部分でもあるんですけど、考えて、準備して、頭を使えば、パフォーマンスが高くなくても追いつくことができたり、勝つこともできると教えてもらいました。出会えて感謝の気持ちしかないです。

――矢野耀大にとって野村克也の存在は?

めちゃくちゃデカいです。

自分はプロに入って、結果がなかなか出ずにいたころ、野村監督に「頭を使えば追いつける、勝てる」と言ってもらえて。監督の目の前に座っていましたので、そこでぼやいている言葉からも教えてもらって。

“こうやって野球を見ていけばいいんだ”ということや、“こうやればもしかしたら自分も上手くなるかも”と、学ばせてもらいました。

結果的に3割打たせてもらったのも野村監督のおかげですし、レギュラーキャッチャーになったのは監督と出会った30歳を超えてからなので、その後40歳まで選手としてやれたのは、野村監督無しでは考えられないので、良いタイミングで教えてもらうことができ、感謝しています。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/9f30fca8f72d59ecc1ef512c43ce41ba47be4689

野村監督に矢野監督の今年の阪神の戦いを見てほしかったな。メジャーリーグの大谷の活躍も。
天国からニコニコ楽しそうに見ていてくれるといいなと思う。

それでもノムさんならニコニコせずボヤいてくれるさ。そんな人だったし

佐藤だけでなく、大山もよく我慢して4番で使ったと思いますよ。2年前なんてボロクソ言われていましたからね。

野村政権下の元で選手としていられたのは、すごく勉強になったと思うし、貴重な経験をしたと思う。野村克也氏の苦労話、嬉しかった事。悲しかった事。悔しかった事。色々な話を聞いて、選手達にも、これからの人生色々と経験して欲しいという矢野監督の気持ちが選手達に伝わって、ここまで、良い成績に繋がっている。こういう良いチームの伝統は、これからも、ずっと続けて欲しい。