現役時代、阪神一筋で２０００安打を達成したデイリースポーツ評論家・藤田平氏（７４）が、阪神・近本光司外野手（２７）と対談した。昨季は最多安打のタイトルを獲得した近本の今キャンプの取り組みなどに迫るとともに、近本のシーズン２００安打にも太鼓判。猛虎が誇る“新旧バットマン対談”は卓越かつ秀逸な打撃論が展開された。

　藤田「打率については？」

　近本「打率は全然考えてないです。ヒット数が伸びていけば打率も勝手に上がっていくのかなと。（２００安打なら打率３割は）絶対に打ってるので。でも、首位打者というタイトルに関しては、２位（の打者）との差が縮まっていたら『この打席は立ちたくないな』と思う時があると思うんです。そうなってしまうと、野球の楽しさがなくなってしまうんじゃないかと」

　藤田「フォアボールは狙わないでしょ？オレは狙わなかった」

　近本「狙わないです。打ちたいです」

　藤田「チームとしては優勝が目標になると思うが、キャンプ直前に矢野監督が今季限りでの退任を発表。どう受け止めたかな？」

　近本「ミーティングの前にラインで連絡をいただいて、そこで知っていたので。このタイミングで言うのかと、ビックリはしたんですけど…。矢野さんに教えてもらったこと、監督としてもそうですが、１人の人間としていろんなことを教えていただいたので、そのことをしっかり選手たちも（周囲へ）伝えていきますし、監督が代わっても、そういうことを僕たちはやっていこうと思っています」

　藤田「（自分の）家族を幸せにする、そういうことも考えながら野球に打ち込んでください。期待しています」

全文を読む
https://news.yahoo.co.jp/articles/24dd40d772d8f4c2ee0942fd3218c287780435a2

積極的に打ちにいくのは悪いことではないと思う。ストライク2球見逃して簡単に追い込まれるよりマシ。
もっと待って四球を増やせというのもどうかな。
それより近本の場合追い込まれてからかなり粘れるし三振も減った。
あとは追い込まれてからボール球に手が出ないようになれば自然に今より四球は増えると思う。

この対談を読むと近本が打つ気満々なことがわかる。だから勝負強く、裏の4番が張れるのだと思った。近本を信頼しているから、自分のスタイルを完成させて欲しいと思った。
しかし、近本は塁にでてこそ相手チームに嫌がられることを忘れず、ボールは見逃すことは忘れずに。