（ウエスタンリーグ、オリックス２－１０阪神、１０日、舞洲Ｂｓ）阪神２軍は１０日、ウエスタン・オリックス戦（舞洲バファローズスタジアム）に１０－２で快勝。ドラフト３位・熊谷敬宥内野手（２２）＝立教大＝が４打数１安打２盗塁と足で存在感を示した。今季リーグトップの１９盗塁とし、走塁でアピールを続けている。

　熊谷の足が止まらない。この日も２つの盗塁を記録しウエスタン・リーグ出場３７試合で今季の盗塁は１９。同リーグ盗塁数で独走態勢に入った。

　「あんまり打てていないので、盗塁で稼がないといけない。なんとかチャンスメークしようという気持ちです」

　まずは四回、一死から中前打で出塁。二死一塁となるとすかさず初球から仕掛けた。相手捕手が投げることも許さぬ完璧な盗塁で一つ目。さらに八回一死から四球で出塁すると、またも初球に走り二塁を陥れた。

　１軍で活躍する植田に負けず劣らずの走力に矢野２軍監督も「誰も寄せ付けないレベルで２軍の盗塁王をとってもらわないとダメ」と大きな期待を寄せている。

　ハイペースで盗塁を量産しているわけを「準備をしっかりしているから」と説明したルーキー。相手の配球やモーションを盗むことを常に考える姿勢が結果につながっている。

　「このペースで毎日できればいいですが、警戒もされてくる。そのなかでも盗塁できるようにしていきたい」

　自慢の足でウエスタン盗塁王、そして１軍の座をつかみ取る。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00000022-sanspo-base

今日二軍で中谷がフェン直二塁打打ったぞ
熊谷は早くも19盗塁
島田は猛打賞で打率.266まで上げてきた

試合は10-2で勝利、首位快走の名将矢野