近本のルーキーイヤーの２０１９年春の甲子園での阪神－中日。
大島は、外野守備時に球場の大型スクリーンで紹介された近本の誕生日が自身と同じ（１１月９日）であるのを見て親近感を抱いたという。

「同じ大阪の社会人出身（大島は日本生命、近本は大阪ガス）で左投げ左打ち。『なんか、すごい一緒のことが多いな』と思って、そこから（注目して）見るようになったんです」

以来、近本が自身が使用するグラブに興味を持っているのを聞き、快くプレゼントするなど、交流してきた。
「『どういう感じで打ってんの』とか聞いたりとかもするし、逆に向こうから『こういう時ってどうしているんですか』とか聞かれたりとか。
お互いにいいところが参考になればいいかな、ぐらいな感じで」。球団の垣根を越えたプレーヤー仲間として刺激しあっている。

「ルーキーイヤーの時から、断然彼のほうがすごいんで（安打数は）いずれすぐ、抜かれると思います。
間違いなく彼のほうがいい選手だと思うので。何年後かにはこうして『近本選手が２０００本ですね』みたいな感じになってほしい」