２６日はウエスタン・中日戦（甲子園）に先発。６回６安打、無四球、２失点、最速１５４キロという数字以上に内容で復活を印象づけた。

　これまでの藤浪は右打者の頭上への抜け球に悩んできたが、そんな気配はもうない。
あえて右打者の内角に強弾道の直球を意図して投げ込んでみせた。

藤浪によると「（シュート気味の球筋を）『吹く』というふうに表現するんですが、それもこれぐらいはいいかなという範囲。指にもしっかりかかっていましたし」と、自身の“暴れ球”を操れるようになったという。その表情には自信がうかがえた。

　大阪桐蔭の後輩、根尾との初対戦では３打数無安打２三振斬り。
この日は藤原オーナーが異例ともいえる二軍戦の視察に訪れた。真夏の虎の大逆襲に藤浪が参戦する。

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