今秋ドラフトに名乗り！？　東海大相模高から北九州高に転入した強肩強打の捕手・半場陸
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今回は北九州の半場陸（3年）をピックアップします。
小学校時代は「ソフトバンクジュニア」で活躍し、中学校時代は硬式の全国大会にも出場した強肩強打の捕手。
強豪の東海大相模（神奈川）から故郷に戻り、最後の夏での大暴れを誓う。

北九州市出身の逸材が関東の東海大相模に進学したと聞いてガッカリしたものだった。

　その半場が2年生になる昨年度から北九州に転入。それを聞いた昨秋にグラウンドを訪れた。がっちりした体からは強豪校でもまれたことがうかがえた。
今春の選抜大会で東海大相模は明豊（大分）との決勝を制して優勝したが、そのことも前向きに捉えていた。

　ライナー性の速く強い当たりで外野の間を抜く中距離打者タイプ。2ストライクに追い込まれるまで、狙い球を絞り込んで鋭いフルスイングを続ける。その一方で、追い込まれた後は、逆方向狙いのミート力のある巧打者に一変する。

　守備では捕手というポジションに誇りを持っている。周囲がよく見えて状況判断も正確で、走者の緩慢なリードも見逃さない。大きな声でチームを鼓舞する姿には、一番のアピールポイントである「野球に取り組む姿勢」が表れている。

　◆半場陸（はんば・りく）2003年4月18日生まれ。
北九州市出身。中井小3年から「中井フェニックス」で軟式野球を始めて捕手兼投手。板櫃中では硬式の「ヤング北九州若松アンビシャス」で捕手としてプレーし、中学3時に全日本中学野球選手権（ジャイアンツカップ）に出場。
北九州高ではコロナ禍のため昨年6月から活動開始し、今年4月から正捕手。176センチ、78キロ。右投げ左打ち。

なんで相模やめたんや？