https://news.yahoo.co.jp/articles/956c44443c75c5d8f624061064e49d8700526101

　１次ラウンドで日本と対戦するオーストラリアが２５日、東京・府中市民球場で社会人の２つのクラブチームと練習試合を行った。寒さの影響もあって守りのミスが目立ち、１勝１敗という結果だったが、世界ランキング１０位の侮れない相手。秘めたる実力を、浜木記者が見た。

　日本とは季節が反対の南半球からやってきたオーストラリアチームには、条件が厳しすぎたのかもしれない。１５時の府中市の気温は８度。球場には、肌を刺す冷たい風も舞っていた。

　大味でも投打にパワーを秘める。らしさは、随所に見せていた。第１試合の全足利クラブは、食い込んでくる力のある球にバットを１０本近く折り、椎名博士監督（４８）は「ボールが動く。こんなことは初めて」と驚いていた。３番手で１４９キロを計時した右の本格派ミッチ・ニューンボーン投手（２５）は、特に印象に残った。